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2016.06.20

ラミネートベニア

今回は、審美治療法の一つ、「ラミネートベニア」についてご紹介します。

ラミネートベニアとは、歯の表面をごくわずかだけ削って、歯の色をした薄い板を貼り付けて見かけを改善する方法です。 歯が変色したり、歯と歯の間に少し隙間がある場合などに有効です。

女性の方は特にご理解しやすいと思いますがネイルチップ(付け爪)のようなイメージです。
ラミネートベニアでは歯の色、形、大きさ、歯並び、歯のすきまを改善することができます。他の審美治療と同様に保険治療適応外のため自費診療で行われます。

《ラミネートベニアの特徴》
・ホワイトニングではできない強く変色した歯でも白くできる。
・歯を削る量が少なく、痛みも少なく、短期間で治療が済む。
・セラミック製なので、摩耗しにくく変色の心配がない。
・歯の色を自由に選べ、天然歯のような自然な仕上がりになる。

《ラミネートベニアのメリット》
・クラウンに比べて削る量が圧倒的に少ない。
・そのため治療が短期間で終了する。
・希望の歯の色にする事が出来、軽度の歯並びの改善、形態の修正が出来る。

《ラミネートベニアのデメリット》
・歯ぎしり、くいしばりが強いと割れたり欠けたりすることもある。
・少ないとは言っても、自分の歯を削ることになる。
・噛み合わせや歯並びによってはラミネートベニアではできないことがある。

ラミネートベニアは、変色した歯や、位置や形が少し不自然な歯に使われます。上あごの前歯に使われるのがほとんどです。ラミネートベニアは、セラミックの薄い板を貼り付けるので、大きなむし歯のある場合など歯の表面に接着しにくいときは使えません。また、歯ぎしりやかみしめの癖のある人では割れる可能性が高くなりますので、当院では検査とカウンセリングを行い、ラミネートベニアの治療ができない場合は、ほかの治療法を提案致します。

治療の後は定期的にメインテナンスに来院して頂きます。

<症例>
担当医 清水剛
患者様のご希望により白めに作製しております。

治療前
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治療後
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カテゴリー:審美治療
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