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2016.07.04

保険の銀歯より、セラミック治療をすすめる理由

実は、大人のむし歯の80%はやり直しの治療です。

歯科検診で「虫歯があります。」と言われ歯科に行くと、削ってCRと呼ばれる、白いプラスチックや、インレーと呼ばれる部分的な銀歯に置き換わります。
治療が終わって「また、何かあったら来て下さい。」と言われて数年後に歯科に行くと、今度は神経を取る治療を行い、土台を作って、まるっと被せるFMCという被せ物に置き換わります。
しばらくすると、歯ぐきよりも下の部分に虫歯が広がってしまっていたり、土台から外れてきたり、歯が割れるというトラブルが起こり、残念ながら「抜歯」になるというのが歯の一生です。

一番よいのは、「虫歯が出来ないように、子供の頃から予防を行うこと」「問題が起こらないようにメインテナンスに定期的に通院すること」なのですが、再治療で保険治療の銀歯にするか?セラミックにするか?迷った場合は、セラミックをおすすめします。

セラミックは劣化することがないため、長く使うことができます。また、歯としっかり付くため取れることもほとんどない材料です。審美性にも優れ、金属を使わないために歯や歯茎などが黒くなることもなく、金属アレルギーにもなりません。(ただし強い力が加わると欠けることはあります。)

「予防」という観点から見ても、セラミックは、虫歯や歯周病の原因となるプラークが付きにくいのでおすすめしております。
当院でセラミック治療をした患者さんは、「舌で(セラミックを)触った時の感触が、ツルツルして気持ちよい」とみなさんおっしゃいます。

最後は抜歯まで行き着く「銀歯治療」の負の連鎖
http://www.news-postseven.com/archives/20160629_424622.html01directstep


カテゴリー:予防歯科 , 審美治療
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