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2017.04.11

隠れたリスクを見える化する②

前回からの続きです。

LDLコレステロール値が高いと起こる病気は、何があるのだろう?と思い、調べてみました。

コレステロールは人間の体に欠かせない脂質のひとつですが、増えすぎると血管壁に蓄積し、動脈硬化の原因となります。コレステロールには、悪玉(LDLコレステロール)と善玉(HDLコレステロール)があります。

悪玉が血中で過剰に増えるとコレステロールが血管壁に蓄積し、血管を詰まらせたり、動脈硬化を進行させます。
そんな動脈硬化は、静かなる殺し屋(サイレン卜・キラー)とも言われています。それは「動脈硬化そのものには自覚症状がない」からなのです。人によっては、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞を起こして初めて動脈硬化に気づくということも…。最悪の場合、治療を受ける機会のないまま、亡くなる方もいらっしゃいます。

歯科で扱う病気。
歯周病も動脈硬化の原因と考えられてるので、歯周病を発症しLDLが高い患者さんは要注意です。

動脈硬化は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因とされていましたが、別の因子として歯周病原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきました。

歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来血液の通り道は細くなります。

プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

口の中も綺麗に保つことが大切ですね。

シオノギ製薬のHP
http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/dyslipidemia.html

日本臨床歯周病学会のHP
http://www.jacp.net/perio/effect/


カテゴリー:予防歯科
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